...わずかなおひまをもらって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...このものから次に何であれ右に示した根拠によって極めてわずかなりとも薄弱にせられ得るものは引き去り...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...わずかな雲に夕映えが残っていたので...
寺田寅彦 「柿の種」
...このようにわずかな時間で物が得られるのかと驚いた覚えがある...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...自分のわずかな財産に明けた穴を埋めるために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...唯一の財源だったピアノの教授のわずかなものを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...モン・サン・ジャンの農家のうちに建てられた野戦病院の背後に梯隊(ていたい)をなしていたわずかな予備隊と...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わずかな生き残り学生――どこかに生々しい傷あとを見せている...
永井隆 「この子を残して」
...とわずかな理性があの北海道行き人夫の末路を想像させた...
橋本五郎 「地図にない街」
...とはいってもごくわずかなものではあったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...わずかな難儀ですむなら...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...喜劇小説の数章とをまとめて「永久の愛のわずかなしるしとして」この高貴な人がらをもつ父に贈った...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...今晩の合奏はそう長くしないはずでわずかな予定だったのがつい感興にまかせて長く続けていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わずかな阿闍利さまのお斎糧にありついて生きていると言われている程でございます...
室生犀星 「あじゃり」
...わずかな人声が水の上に落ちても...
室生犀星 「幼年時代」
...直義はわずかな残軍にかこまれて...
吉川英治 「私本太平記」
...松明(たいまつ)を持つ人々が列の先に立つわずかな間を...
吉川英治 「新書太閤記」
...三港を出たばかりの船は、彼方(かなた)に見えているのに、わずかな遅刻で、それに間に合わなかった若者は、返す返す地だんだを踏んで、「ああ、遅かった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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