...尤(もっと)も「桃李言わざれども」ではない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...宿屋の主人は一人の男をわざわざ町はずれの森まで送ってよこしました...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...平易即時に模擬適用することあたわざるのみならず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...雪深くして歩行して河に至る事能わざるを以て...
関寛 「関牧塲創業記事」
...ラスクが出来ているかと言ってわざわざ来店されるお客があるほどで...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...わざわざやってきたものじゃ...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...わざと田舎ものに見せかけてゐても...
田山録弥 「島の唄」
...七兵衛の仕業(しわざ)でありましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...なにもわざわざ、またそう軽々しく刀の鞘(さや)を外(はず)さなくてもいいではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...高木の家を見るためにわざわざ表へ出たのではないと申し渡したと同じようなものであった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...わざと濁った方へ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...わざと見せつけることは...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...これは誰(たれ)の業(わざ)? 皆こういうおれの仕業(しわざ)だ...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...わざわざ遠い新開地の先の分署までいったからですよ...
松本泰 「秘められたる挿話」
...わざと鼓楽を奏して...
吉川英治 「三国志」
...――小文治はまよわざるを得(え)なかった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...わざと男の休んでいる柳並木の前を通った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それは二三間手前でわざわざ車を止めてレールから傍(かたわ)らにひっぱって下(おろ)したのだから間違いないというし...
蘭郁二郎 「穴」
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