...こわくてたまらなくなって...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...皺頸(しわくび)へ垢手拭(あかてぬぐい)を巻いたのが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...まちの ひとに めいわくを かけ...
五十公野清一 「一休さん」
...主人は全く当惑(とうわく)した面持で躊躇(ちゅうちょ)した...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...願わくば君も僕の成功を祈ってくれ...
相馬泰三 「六月」
...いわく現在の愛着の心は...
高神覚昇 「般若心経講義」
...そこには高さ二尺幅一尺ほどの木の枠(わく)の中に...
夏目漱石 「門」
...丸太を枠(わく)にした窓の硝子(ガラス)戸は一杯に開いて...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...曰(いわく)、すべて宗教の事より端(たん)を開き、あるいは宗教の事に托して起したる戦争は、左の四件を表(あらわ)す...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...そのあと東洋人たちはわくわくしながら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...『莫迦(ばか)げた茶話會(さわくわい)よ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...いわく、〈竜形九似あり、頭駝に似る、角鹿に似る、眼鬼に似る、耳牛に似る、項蛇に似る、腹蜃に似る(蜃は蛇に似て大きく、角ありて竜状のごとく紅鬣、腰以下鱗ことごとく逆生す)、鱗鯉に似る、爪鷹に似る、掌虎に似るなり、背八十一鱗あり、九々の陽数を具え、その声銅盤を戞(う)つがごとし、口旁に鬚髯あり、頷下に明珠あり、喉下に逆鱗あり、頭上に博山あり、尺水と名づく、尺水なければ天に昇る能わず、気を呵して雲を成す、既に能く水と変ず、また能く火と変じ、その竜火湿を得ればすなわち焔(も)ゆ、水を得ればすなわち燔(や)く、人火を以てこれを逐えばすなわち息(や)む、竜は卵生にして思抱す〉(思抱とは卵を生んだ親が、卵ばかり思い詰める力で、卵が隔たった所にありながら孵(かえ)り育つ事だ...
南方熊楠 「十二支考」
...お金の思わくを察して...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...ビスマルクいわく寒藤清郷先生が云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...「や? 何処の武士どもか」と、疑っている間に、それへ現れた三騎の武人は、家来の雑兵約十名ばかりと共に公孫の馬前にひざまずいて、「将軍、願わくば、われわれ三名の者も、大義の軍に入れて引具し給え...
吉川英治 「三国志」
...ねがわくは、あなたの補佐として、私以上の者を一人おすすめ申しあげたい」「それは誰ですか」「魯粛(ろしゅく)――字を子敬(しけい)というものですが」「まだ聞いたこともないが、そんな有能の士が、世にかくれているものだろうか」「野(や)に遺賢(いけん)なしということばがありますが、いつの時代になろうが、かならず人の中には人がいるものです...
吉川英治 「三国志」
...ねがわくはしばし亮の寸命だけはおゆるしおき希(ねが)います)という意味のものだった...
吉川英治 「三国志」
...捕縄供養(とりなわくよう)四...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索