...大きい鉄枠(てつわく)のなかを覗(のぞ)きこんだ...
海野十三 「恐しき通夜」
...願わくば素敵なダダになれ!僕角帯をしめ...
辻潤 「ふもれすく」
...自分をとらえている当惑(とうわく)を表にあらわさず――まず自分の部屋へ引取って...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...政治批評や恋愛談に興がわくと...
徳田秋聲 「和解」
...鼻と上唇(うわくちびる)とを隔て...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は激しい眩惑(げんわく)を覚えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...津田は竪横(たてよこ)に走る藍色(あいいろ)の枠(わく)の上に崩(くず)れ散ったこの粉末に視覚を刺撃されて...
夏目漱石 「明暗」
...その端を窓の外へ投り出せます」「成る程」「窓わくがひどく摺れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつでもすぐにお湯がわく」と思うでしょうが...
羽仁もと子 「女中訓」
...覆(おお)いや枠(わく)を拵えた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...仏言(のたま)わく舎利弗の性もし受くれば必ず受けもし棄つれば必ず棄つ...
南方熊楠 「十二支考」
...馬琴の『烹雑記(にまぜのき)』の大意にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...モンテスキューいわく...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...「私は涌谷(わくや)さまにも...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...涌谷(わくや)(伊達安芸)さまが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...片倉隼人(はやと)が「涌谷(わくや)から密使が来ている」と告げた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...姫はこわくなって引返そうとしましたが...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...ねがわくは、ご安堵あらせ給え」と、夏侯惇の口上をうけた急使やら、戦況を告げにゆく早馬やらが、都(ぎょうと)へ向って頻繁に立っていた...
吉川英治 「三国志」
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