...」墓地の門そとに、ひとり、年よりのこじきがいて、よぼよぼ、松葉づえにすがっていました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...牡馬はよほどのよぼよぼでない限り...
犬田卯 「荒蕪地」
...部屋の中をよぼよぼと歩きまわっていた...
海野十三 「共軛回転弾」
...八十歳のよぼよぼの老翁が...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...腰の曲ったよぼよぼのお爺さんだろ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...障子(しょうじ)を締めてよぼよぼと来て茶(ちゃ)ぶ台(だい)の横に坐った...
田中貢太郎 「藍瓶」
...息をせかせかとさしている六十位のよぼよぼの婆さんがひょいと乗るので...
田中貢太郎 「終電車に乗る妖婆」
...勉強しなせえスチャラカ チャカポコチャカポコ スチャラカ稲葉の兵六(ひょうろく)どうしたもンだよ腰抜け仲間のよぼよぼ親爺(おやじい)海軍総督...
中里介山 「大菩薩峠」
...よぼよぼの牛のたいそう喜ぶようなことをして...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...裏口へよぼよぼと逃出した物の影のような怪しい男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...よぼよぼしたお爺さんの蜆賣(しゞみう)りと...
長谷川時雨 「佃のわたし」
...この村の花売り共が大概(たいがい)よぼよぼの老人ばかりなのに...
堀辰雄 「美しい村」
...よぼよぼのおじいさんとすれちがいざま...
堀辰雄 「晩夏」
...わしがよぼよぼだから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...よぼよぼの尼達は...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...家にいてよぼよぼばあさんみたいに...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...よぼよぼは直ぐかたがつくから...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...なかからよぼよぼに年をとった...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ヘンゼルとグレーテル」
便利!手書き漢字入力検索