例文・使い方一覧でみる「よた者」の意味


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...アル中こじきめ!」ジャンパーのよた者ふうの青年が...   アル中こじきめ!」ジャンパーのよた者ふうの青年がの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...何かといえばすぐにジャックナイフやピストルを出すよた者なんかに比べて...   何かといえばすぐにジャックナイフやピストルを出すよた者なんかに比べての読み方
江戸川乱歩 「影男」

...ひょろひょろと這い出して来たよた者に...   ひょろひょろと這い出して来たよた者にの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...大変――このよた者と鉢合せをするところであった...   大変――このよた者と鉢合せをするところであったの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...いいところで、またごまかして、今度は高札場の石垣の横に潜み直していると、井戸側から出たよた者は、がんりきありとは全く知らないらしく、這い出して来て、前後左右を見廻し、ホッと一息ついたのは、つまりこの点に於ては御同病――いましがた、立って行った御用提灯、打割羽織の目を忍ぶために、自分が柳の木の蔭で平べったくなっていると共に、このよた者は、井戸側の蔭に這いつくばって、その目を避けていたのだ...   いいところで、またごまかして、今度は高札場の石垣の横に潜み直していると、井戸側から出たよた者は、がんりきありとは全く知らないらしく、這い出して来て、前後左右を見廻し、ホッと一息ついたのは、つまりこの点に於ては御同病――いましがた、立って行った御用提灯、打割羽織の目を忍ぶために、自分が柳の木の蔭で平べったくなっていると共に、このよた者は、井戸側の蔭に這いつくばって、その目を避けていたのだの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...よた者――草津の姥(うば)ヶ餅(もち)までのしていたはずなのが引返して...   よた者――草津の姥ヶ餅までのしていたはずなのが引返しての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...よた者が集まって...   よた者が集まっての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ちゃア」と上方なまりをむき出したよた者もある...   ちゃア」と上方なまりをむき出したよた者もあるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...送り狼だか送りよた者だかわからない奴等に送られて...   送り狼だか送りよた者だかわからない奴等に送られての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それは、うしろから、例のよた者が、急にふるい立って殺到して来たわけではない...   それは、うしろから、例のよた者が、急にふるい立って殺到して来たわけではないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...後ろからついて来ている送りよた者の種類とは違って...   後ろからついて来ている送りよた者の種類とは違っての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...立ちかけたお角さんが、そういう噂話を聞いているうちに、後から、のそりのそりと漸く至り着いたところの、お角さんいやがらせの一行――即ち三ぴん、よた者、折助、安直のならず者の一行であります...   立ちかけたお角さんが、そういう噂話を聞いているうちに、後から、のそりのそりと漸く至り着いたところの、お角さんいやがらせの一行――即ち三ぴん、よた者、折助、安直のならず者の一行でありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...よた者連のように逃げ隠れはしませんでした...   よた者連のように逃げ隠れはしませんでしたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あのいやがらせの三ぴんやよた者の姿が見えなくなった...   あのいやがらせの三ぴんやよた者の姿が見えなくなったの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...よた者が近づきませんでした...   よた者が近づきませんでしたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...物蔭から見て取った三ぴんやよた者が...   物蔭から見て取った三ぴんやよた者がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...三ぴん、よた者、ばくち打、駄折助のたぐいは、影も形も見せなくなりました...   三ぴん、よた者、ばくち打、駄折助のたぐいは、影も形も見せなくなりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...これは「街」の住人たちが極めて貧しく、殆んど九割以上の者がきまった職を持たず、不道徳なことが公然とおこなわれ、前科者やよた者、賭博(とばく)者や乞食さえもいるという理由から、近づくことをいやがられているのではなく、東側の人たちにとって、その「街」も住人も別世界のもの、現実には存在しないもの、というふうに感じられているためのようであった...   これは「街」の住人たちが極めて貧しく、殆んど九割以上の者がきまった職を持たず、不道徳なことが公然とおこなわれ、前科者やよた者、賭博者や乞食さえもいるという理由から、近づくことをいやがられているのではなく、東側の人たちにとって、その「街」も住人も別世界のもの、現実には存在しないもの、というふうに感じられているためのようであったの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

「よた者」の書き方・書き順

いろんなフォントで「よた者」


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