...豐玉姫様(とよたまひめさま)ではございませぬ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...童男(どうなん)童女(どうぢよ)を食とするモロックよりも虚誕(きよたん)にして又...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...艇のつないである湾の方へよたよた歩いていった...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...それは黒田清太郎(くろだきよたろう)という...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...官軍(かんぐん)の参謀(さんぼう)黒田清隆(くろだきよたか)におくったのでした...
高山毅 「福沢諭吉」
...階段をよたよたと降りていった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...おのおのその余沢(よたく)に恐悦している...
中里介山 「大菩薩峠」
...立ちかけたお角さんが、そういう噂話を聞いているうちに、後から、のそりのそりと漸く至り着いたところの、お角さんいやがらせの一行――即ち三ぴん、よた者、折助、安直のならず者の一行であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...上海をも含めた日本沿海航路をよたよたと稼がされるようになったころ...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...黒田清隆(くろだきよたか)の伝記があれば...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...老たる人はよろよろたよたよと二人ながら力なささうの風情(ふぜい)...
樋口一葉 「うつせみ」
...そのうちにいよいよただならぬ景色になって...
久生十蘭 「だいこん」
...戦ひに破れて息も絶え/″\になつて故郷に立ち帰つた兵士のやうに二人の可弱い女に助けられながらよたよたと田甫道を引きあげてゐた...
牧野信一 「歌へる日まで」
...よた/\と窓辺へたどりついた...
牧野信一 「素書」
...其重荷を負ふてよた/\と今迄遣つて來たのである...
三島霜川 「自傳」
...官軍の参謀黒田清隆(きよたか)は海律全書を受けて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...清武(きよたけ)一郷(ごう)に伝えられている...
森鴎外 「安井夫人」
...よたよたと追いすがって来て...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索