...四馬剣尺はよたよたと...
海野十三 「少年探偵長」
...よたよた歩いてゆくと...
小穴隆一 「二つの繪」
...これでまだ四度(よたび)にしかならぬ...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...」「宵(よひ)の口(くち)には橋(はし)の上(うへ)で与太(よた)の喧嘩(けんくわ)があるし...
永井壮吉 「吾妻橋」
...よたとん先生はのぼせきっているものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...百六十七よたとん先生が蹴落されて...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは、うしろから、例のよた者が、急にふるい立って殺到して来たわけではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...立ちかけたお角さんが、そういう噂話を聞いているうちに、後から、のそりのそりと漸く至り着いたところの、お角さんいやがらせの一行――即ち三ぴん、よた者、折助、安直のならず者の一行であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...廣島(ひろしま)に瘠世帶(やせじよたい)を張(は)つてゐる時(とき)であつた...
夏目漱石 「門」
...豊竹呂昇(とよたけろしょう)...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...ブランカのよたよたした四つ肢だけであったなら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...たまごよたまごよなにがこわい...
村山籌子 「きしやのしよくどう」
...錦橋と其末裔との事には許多(きよた)の疑問がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ぶたれたり拘束されたりするといよいよたけり立つ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...必ずしも一人や二人の与太話(よたばなし)でなかったことだけは...
柳田国男 「雪国の春」
...――笑いごっちゃねえよたんばさん」「笑やあしないよ」「あっしゃあしんけんなんだから...
山本周五郎 「季節のない街」
...己(おの)が路(みち)わが行(ゆ)く路(みち)は常日頃(つねひごろ)三人(みたり)四人(よたり)とつれだちぬ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...材木のはなを担(かつ)いでよたよた歩いていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
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