...あるいはよそよそしい態度を...
梅崎春生 「狂い凧」
...「三四日のうちに出發する積りです」「さうかそれぢや今晩飯を食つて行き給へ」「はい有難うございますが少し急ぎますから」「さうか」と何となくよそよそしい...
高濱虚子 「俳諧師」
...へんに真面目なよそよそしい顔になって...
太宰治 「おしゃれ童子」
...」お銀は終(しま)いによそよそしいような口を利いたが...
徳田秋声 「黴」
...両親に劣らずよそよそしい態度だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...よそよそしい皮肉な様子で聞いていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」ああなんというよそよそしい言葉だったろう...
豊島与志雄 「自由人」
...なんだかよそよそしい気持がして……...
豊島与志雄 「肉体」
...よそよそしい丁寧な態度で私を迎えた...
豊島与志雄 「程よい人」
...よそよそしいものを我物顔(わがものがお)にしゃべって歩くのです...
夏目漱石 「私の個人主義」
...よそよそしいンだな...
林芙美子 「浮雲」
...そんなよそよそしいことを臆面もなく呟いで母におもねつた...
牧野信一 「鏡地獄」
...源氏はよそよそしい扱いをされることに不平であったが自分をおさえながらただの話をしている時に兵部卿(ひょうぶきょう)の宮がおいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...よそよそしい様子をして見ている...
森鴎外 「二人の友」
...一種よそよそしいような...
矢田津世子 「凍雲」
...こんなおりのひとびとの顔には一種よそよそしいような...
矢田津世子 「凍雲」
...よそよそしい色を帯びていた...
山本周五郎 「その木戸を通って」
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