...画絹も質(たち)のよし悪しで...
上村松園 「迷彩」
...あんまり控え目にばかりしているのもよし悪しですよ...
徳田秋声 「黴」
...「驚いた商人だな、――碁がこんなに流行(はや)っちゃ、よし悪しだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鞠の上げようのよし悪しを競って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そこでそのよし悪しをしらべることもできれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...心臓がこんなに丈夫でもよし悪しだって云ってたっけだ」「専門家にゃあ専門家の意見があるだな」「そんな状態がまる三日続いただ」春さんはまた巧みに話題のそれるのを防いだ...
山本周五郎 「青べか物語」
...何が何やら盲目(めくら)滅法でしたがそのうちにダンダン出来のよし悪しがわかって来て...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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