...よくばり事務長「ものものしいかっこうですが...
海野十三 「怪星ガン」
...あまりよくばりなさるな」客は...
海野十三 「火星兵団」
...自分がよくばりのように思えてきて...
壺井栄 「柿の木のある家」
...ミサ子が行かないのはよくばりだからだの...
壺井栄 「二十四の瞳」
...慾張(よくばり)と名のある不人望な人の畑や林は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...おれはまず第一にあれをいっそうよくばりにし...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...慾張(よくばり)の婆が明日の命を知らず爪に火をともして銭を数へるやうに...
永井壮吉 「冬日の窓」
...樽床几(たるしょうぎ)を宙に浮かせて――お聞きに入れます「当世よくばり武士」チョボクレ始まりさよ……そもそもこのたび京都の騒動聞いてもくんねえ長州征伐咽喉元(のどもと)過ぎれば熱さを忘れたたわけの青公家(あおくげ)歌舞伎芝居のとったりめかして攘夷攘夷とお先まっくらおのが身を焼く火攻めの辛苦もとんぼの鉢巻...
中里介山 「大菩薩峠」
...「慾張屋(よくばりや)さん...
夏目漱石 「明暗」
...もうよくばりはやめにするのよ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...よくばりなのだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何とかして二十六日の早朝つきたいと私一流のよくばりから考えたのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...理由がなくよくばり性が出て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...地主のよくばりと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私はよくばりでしょう? オヤオヤと笑っていらっしゃるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...でも私のこのよくばりは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...妻としてこの位欲ばりなのだから作家としてよくばりだって当然というわけでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このカラスたちは、ざんこくで、ひきょうもので、よくばりで、しかも、だいたんふてきな顔つきをしています...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
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