...その口惜しさといったらなんといってよいか...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...それでよいのだらうけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...実は明かに示されていないといってもよい...
津田左右吉 「日本精神について」
...直観又は直覚と名づけてよいものが働くことは認めるとしても...
戸坂潤 「科学方法論」
...ところが、恋してる男の方では、それでよいのだ...
豊島与志雄 「慾」
...いよいよ引き上げだが...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...那古へ行くならば鋸山(のこぎりやま)の日本寺(にほんじ)へも参詣をするがよいとか...
中里介山 「大菩薩峠」
...熊笹はいよいよ青い...
夏目漱石 「草枕」
...とんと見当(けんとう)がつかない」「これからいよいよ弾くところです」「これからいよいよヴァイオリンを弾くところだよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...程よいという表現を知らない荒っぽさで...
宮本百合子 「雨の昼」
...どんなのを送ってよいか分らないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一益は根気のよい智将であり...
吉川英治 「黒田如水」
...姫路へもどって悠々(ゆうゆう)休養されるがよい」と...
吉川英治 「黒田如水」
...葦手(あしで)書きにしてやったではないか」「ま……」いよいよ...
吉川英治 「私本太平記」
...妄(ミダ)リニ生滅ヲ見テ惑(ワク)ス――語の余韻(よいん)がお胸の底に重たく沈む...
吉川英治 「私本太平記」
...こよい矢矧(やはぎ)へかかったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...闘争本能の動力がころがして来たといってよい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...こよいも大きな月がのぼるであろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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