...子供のゆりかごの上におかれ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「家じゅうの人たちの言ったこと」
...愛の搖籃(ゆりかご)の中に温かき日に照され清淨の月に接吻された兒が...
石川啄木 「雲は天才である」
...揺籠(ゆりかご)のようにぐらぐらと遣ると...
泉鏡花 「婦系図」
...もっとも段ボールのゆりかごはまだ作ったことはないが...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...――まるでここが月光の揺籃(ゆりかご)ででもあるかのように...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...人を揺籃(ゆりかご)に結びつける子供時代のくだらない事柄を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...セシルは子供の揺籠(ゆりかご)のそばにすわっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...リボンで飾った揺籃(ゆりかご)を私は炉のもとに置きました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その向こうに柳の枝でできた帷(とばり)なしの揺籃(ゆりかご)が半ば見えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかもなお赤児の揺籃(ゆりかご)に対しては人のいい笑いを浮かべた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...揺籃(ゆりかご)か柩(ひつぎ)かである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おさな児の揺籠(ゆりかご)ではなくて...
中里介山 「大菩薩峠」
...お爺(ぢい)さんやお婆(ばあ)さんが揺籠(ゆりかご)を揺すりながら...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...ゆりかごの中の赤ん坊か...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...赤ん坊の揺籃(ゆりかご)を私の寝床に作りなおしてくれました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...なんて静かに水が揺れてること! まるで子供の揺籠(ゆりかご)みたいだわ!」さう言ひながらハンナは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ベシーは眠つてゐる兒を搖籠(ゆりかご)に寢かして彼を迎へに出て行つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...揺籃(ゆりかご)から棺桶までの道中に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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