...われは仰いで青空の漸く紅に染まりゆきて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...霊魂は早速梯子(はしご)を登って二階にゆき...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...と諭吉(ゆきち)はかんがえていましたから...
高山毅 「福沢諭吉」
...其山ふところの行止(ゆきどま)りが其家であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...空高く消えてゆきました...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...」それでジルノルマン嬢は非常に心痛して自分の室に上ってゆきながら階段の所で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...往来(ゆきき)に浜田屋の門口(かどぐち)も通ったり...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...ゆき子は当分独りで生きてみるつもりだつた...
林芙美子 「浮雲」
...僕は雪橇(ゆきぞり)というものをはじめて見た...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...土曜日は多賀子が立った日で、朝そちらへゆき、私は夜東京駅まで送ってやりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは前年の暮に新井白石の容奇(ゆき)の詩に倣つて作つたものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其たねつたへて景樹(かげき)といふうたよみの処にゆきたれば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...肴切手持行飲(さかなきつてもちゆきのむ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...主(おも)に柳島(やなぎしま)にあった信順(のぶゆき)の館(やかた)へ出仕することになっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...ゆきをは「茶会があるから」と云ってでかけたが...
山本周五郎 「薊」
...タガ直しの源さんの女房が立ってゆき...
山本周五郎 「雨あがる」
...んめよう」幼児はこういって嬢のほうへよちよちと近寄ってゆき...
山本周五郎 「百足ちがい」
...松山がそんなふうに云うとは合点がゆきませんね...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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