例文・使い方一覧でみる「ゆうべ」の意味
スポンサーリンク...ゆうべから頼んで置いた使ひが歸つてゐて... 
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...絹枝さんはゆうべから...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...手塚さんのうちの湯殿と、納戸と、蔵の中と、それから、ゆうべは、手塚さんの寝室にあらわれた、あの魔人はみんなゴム人形だったのさ...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...ゆうべは、空いちめんに、くもっていたのに、どうして星が見えたのでしょう...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...昨晩（ゆうべ）のあれはあんた方はうめえことをおやんなすったもんですなあ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...二人の女は昨夜（ゆうべ）と同じような容（さま）で眠っていた...
田中貢太郎 「切支丹転び」
...「昨夜（ゆうべ）兄いさんが来たわよ...
徳田秋声 「のらもの」
...「昨夕（ゆうべ）も火事（くわじ）があつたね」と世間話（せけんばなし）をし出（だ）した...
夏目漱石 「門」
...ゆうべ珍しく母屋へ来て晩飯を皆んなと一緒にやりながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...道綱がゆうべの事をしきりに気にしては「御門のところからでも御機嫌伺いをして参りましょうか」と言いつづけているので...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...昨夜（ゆうべ）の残りの冷飯（ひやめし）を掻込（かきこ）んで...
夢野久作 「木魂」
...ゆうべも拙者があんなに申した謎（なぞ）を御理解ないというはずはない...
吉川英治 「江戸三国志」
...ゆうべの夢の“夢ものがたり”を話しだされたのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...それはゆうべの問題ではなく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...役には立たん」「ゆうべ見た夢は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ゆうべ、良人と聞いたであろう屋敷の裏の川波の音が、今宵もひたひたと石垣を打っている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ゆうべ闇夜に帰ろうとした伊織が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「朝（あした）に道を聞けば夕（ゆうべ）に死すとも可なり」というごとき言葉は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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