...大丈夫やわいな」「そりゃ...
外村繁 「日を愛しむ」
...やわいうちでござんすべえ」「何しても...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんまり始末がよすぎる程の輩(やから)どもがあんなこと発明をしよつたのぢやわい...
中原中也 「星とピエロ」
...まだ死ぬのは嫌(いや)なのぢやわい...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...これあ悪魔が嚇かしくさるだけぢやわい!で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...大変な別嬪ぢやわい!さう思ひながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...かはいさうなもんぢやわい...
北條民雄 「盂蘭盆」
...丁半の連中は皆な私の手下ぢやわい...
牧野信一 「鬼の門」
...永生(ながいき)はしたいものぢやわい...
牧野信一 「川を遡りて」
...「益々それは適任ぢやわい...
牧野信一 「その村を憶ひて」
...いまだにこの有様では誠にこゝろもとない次第ぢやわい...
牧野信一 「馬上の春」
...まさかお宅へあがりましたとは云へない……残念ぢやわい!」と年寄は息を切つた...
牧野信一 「籔のほとり」
...(この一句菊五(きくご)調)閻王からから笑ふて「こいつなかなか我儘(わがまま)ツ子ぢやわい...
正岡子規 「墨汁一滴」
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