...だからライスカレーの手製はやめられない...
海野十三 「火星兵団」
...われわれは目的を貫徹するまでは鉱業停止の叫びはやめられない」正造は語気するどく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...とても牢ばいりはやめられないな...
大杉栄 「獄中記」
...二匹三匹とたべてもやめられないで...
太宰治 「魚服記」
...酒を飲むのも好きでやめられないなら仕方ないが...
種田山頭火 「行乞記」
...たゞ食べて寝るだけの人生しかない!岩を掘り下げる音の春日影・植ゑられてもう芽ぐんでゐる・明日はひらかう桜もある宿です(木賃宿)酒がやめられない木の芽草の芽・旅の法衣に蟻が一匹まッぱだかを太陽にのぞかれる(野風呂)旅やけの手のさきまで酒がめぐつた・梅干...
種田山頭火 「行乞記」
...その酒がやめられないのだ...
種田山頭火 「其中日記」
...酒も煙草もなか/\やめられないが...
種田山頭火 「其中日記」
...例によつて二三杯ひつかけることはやめられない!澄太君の来庵――廿二日の会合――が都合で来月に繰り下げられたことは私に失望を与へた...
種田山頭火 「其中日記」
...行き行きて止まるところまで行かねばやめられないこの少年は...
中里介山 「大菩薩峠」
...殊にやめられないわ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...やりだすとやめられないんでこまるよ...
久生十蘭 「だいこん」
...どうしてもやめられない分を...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...出かける方はやめられないし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...源氏はなぜこう年がいっても浮気(うわき)がやめられないのであろうと不思議な気がして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...雛(ひな)遊びはいつまでもやめられないものであるとかいうことを若やかに語っているのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なおやめるにやめられないでいるすさまじい宿業(しゅくごう)の修羅...
吉川英治 「新書太閤記」
...やめられない...
若山牧水 「樹木とその葉」
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