例文・使い方一覧でみる「やぼ」の意味
スポンサーリンク...「お為めのいい」石鹸（しやぼん）は眇（すがめ）のやうな眼附で... 
薄田泣菫 「茶話」
...籠（かご）や厩箒（うまやぼうき）やマットの製造...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ビイルは野暮（やぼ）の骨頂だが...
太宰治 「惜別」
...「拾って来た？何処（どこ）で？」野暮（やぼ）先生正に何処かで捨子を拾って来たのだと思うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...然（しか）し山谷堀（さんやぼり）から今戸橋（いまどばし）の向（むかう）に開ける隅田川（すみだがは）の景色（けしき）を見ると...
永井荷風 「すみだ川」
...のがれっこはなし――一時は野暮（やぼ）に叫びを立てようとしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...決して色の酒のと野暮（やぼ）な諫言立（かんげんだ）てのためにあらず――近来稀れなる風流の御相談を兼ねて参じやした」「風流――風通（ふうつう）の間違いだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...さう言つちや惡いけれど柄（がら）が少し野暮（やぼ）なので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...しやぼん玉に映る虹...
原民喜 「火の子供」
...いきなり眼（め）の前に白いほこりのぼやぼや立った大きな道が...
宮沢賢治 「黄いろのトマト」
...東京の女たちはそんな野暮（やぼ）な和装を纏ってはいないのですのに...
柳宗悦 「民藝四十年」
...まえにはそんなやぼなまねはしなかった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...そんなやぼなことを云うのはよそうじゃないか...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...――この頃はやぼな遊びがはやる...
山本周五郎 「新潮記」
...僕には十数年前（ぜん）の日本の田舎（ゐなか）の女学生を見る様で野暮（やぼ）臭かつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「野暮（やぼ）だ...
吉川英治 「松のや露八」
...あの舷側の下から高いタラップを番頭やぼくが担ぎ上げて行かなければならない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...実際の景色やぼんやりした印象だけでも十分たちが悪いのに...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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