...毀蹄(ひづめをやぶる)...
泉鏡花 「一景話題」
...わしは火星人の着ている殻(から)をうちやぶる毒ガスを発明したのだ...
海野十三 「火星兵団」
...そのうそを見やぶることができなかった...
江戸川乱歩 「影男」
...やぶるみこみがないことがわかりました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...そこまで見やぶることはできなかったのです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...家康ある限りは、東軍やぶるゝも、天下或ひはまた四分五裂せしかもわからず...
大町桂月 「石田堤」
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武田祐吉 「古事記」
...また約束をやぶるようなことがあってはいけないです...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「連城」
...踏破千山万岳烟(ふみやぶるせんざんばんがくのけむり)と真中(まんなか)へ出て独りで隠(かく)し芸を演じている...
夏目漱石 「坊っちゃん」
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萩原朔太郎 「短歌」
...帽子(ぼうし)にゃ巣をくう 着物はやぶる...
ロバアト・ブラウニング 楠山正雄訳 「魔法の笛」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一日も早く曹操をやぶるべきに...
吉川英治 「三国志」
...玄徳をやぶることも...
吉川英治 「三国志」
...呉をやぶる計を自分の手許まで送ってきた...
吉川英治 「三国志」
...一方がたおれれば戸をやぶる力が半分になる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...踏みやぶる戸障子の物音をも衝(つ)きぬいて...
吉川英治 「新書太閤記」
...「いつもの癖」だとか「智を構えてみずから智にやぶるる者――」だなどと...
吉川英治 「新書太閤記」
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