...何でもやはり英字新聞の通信員だと称してゐたが...
芥川龍之介 「南京の基督」
...やはり代々医者を業とした家がらの人で...
石原純 「杉田玄白」
...平生(ひごろ)小六(こむず)かしい顔をしている先生の意外な珍芸にアッと感服さしたというのはやはり昔し取った杵柄(きねづか)の若辰の物真似であったろう...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...しかし、角から二軒目の家だけが、今でもやはり、そのままそっくり一人の人が居住していた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...やはり捨てられたときには...
太宰治 「愛と美について」
...これもやはり広義の拡散的漸進的現象に伴なう...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...千年の間に二十回とか三十回といえばやはり稀有(けう)という形容詞を使っても不穏当とは云えないし...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...なる程勉強はやはりこういうやり方でなくてはいけないのだなと思った...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...やはりいろいろと口を滑らしてしまうのであった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...やはり學者が數人共同して校正をしたものと見えますが...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...取留まったものではない」兵馬はやはり...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり盲目でいらっしゃいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはりどうしても釈然としない所が残る...
中島敦 「弟子」
...やはり体操を休んでゐた...
原民喜 「藤の花」
...しかしそれにもやはり分業があって...
森鴎外 「あそび」
...やはりこのような息苦しさは生れて初めてのことだと思った...
横光利一 「旅愁」
...やはり源家の家系に生れた精悍(せいかん)な血潮とを示して...
吉川英治 「親鸞」
...だがやはり、いつまでたっても、中からあけて覗く気配がなかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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