...痩身(やせっぽち)の夷大黒(えびすだいこく)や...
内田魯庵 「四十年前」
...やせっぽちで力もなく...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...お前のやせっぽちなこと! 骨と皮ばかりじゃないか!……」カシタンカはずいぶん食べたけれど...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...二匹いるうちの黄色いほうのやせっぽちの男猫が...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...びっくりするほどやせっぽちだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...文六ちゃんは月の光でも、やせっぽちで、色の白い、眼玉の大きいことのわかる子供です...
新美南吉 「狐」
...やせっぽちの主人の木ぐつ...
新美南吉 「名なし指物語」
...あの通りのやせっぽちだし...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「私はやせっぽちで...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...いつも物憂げにしていたり窮屈そうな物腰や貧相でやせっぽちの雰囲気が醸し出す彼女の情景の根底に...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ごくやせっぽちな子どもであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それどころかわたしはちっぽけで、やせっぽちで、そのうえひどくやつれた心配そうな顔をしていたにちがいなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
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