...炬燵櫓(こたつやぐら)の形など左右...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...櫓々(やぐら/\)へも樽をおくばりなされまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...急に翼を翻して櫓(やぐら)の上へ戻って来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...四方に角楼(すみやぐら)が聳(そび)えて所々にはノーマン時代の銃眼(じゅうがん)さえ見える...
夏目漱石 「倫敦塔」
...古木のようなリュウのからだは、半分ほどは雲にかくれて、ところどころにメラメラともえるほのお、トラはそれをむかえて、天地もくずれるばかりにほえたてますが、リュウの威力におじけづいたか、まもなくシッポをまいて、北のやぐら、猫間犬丸の足もとににげかえるのです...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...近頃は町内に櫓下(やぐらした)から這ひ出した...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こけおどしの渾天儀に櫓(やぐら)時計でせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...櫓(やぐら)に現れて...
吉川英治 「三国志」
...見張りの櫓(やぐら)からひょうひょうと鼓角(こかく)が鳴り...
吉川英治 「三国志」
...右馬介っ」船やぐらから...
吉川英治 「私本太平記」
...矢倉(やぐら)には血さけびの武者をあげて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「見張(みは)りの者ッ――」櫓(やぐら)をあおいで絶叫(ぜっきょう)した...
吉川英治 「神州天馬侠」
...櫓(やぐら)の狭間にも武者溜(むしゃだま)りの狭間にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...角矢倉(すみやぐら)の柱に...
吉川英治 「新書太閤記」
...火事櫓(やぐら)には...
吉川英治 「新・水滸伝」
...時計の間の、やぐら時計は、刻々と、森厳(しんごん)な生唾(なまつば)をのませていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...島役所の納屋蔵(なやぐら)は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...九年間も高い櫓(やぐら)の上に住んで下界へ降りたことのない龍山公が...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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