...王子と王女の紋章(もんしょう)が...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...自分いうたら何ぼでもおいしいもん喰べて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...――「伺(うかが)いたいもんだわ」「なぜですって? だってあなたは...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...一つ体を沈めてしまう気になれア、気楽なもんでさ...
徳田秋声 「新世帯」
...お客人の鼻息がめっぽう荒いもんでなっし」「そうかや...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれども血色にも表情にも苦悶(くもん)の迹(あと)はほとんど見えなかった...
夏目漱石 「行人」
...雀や燕(つばめ)のええ休み場というもんよ」と巳之助が一人であざわらいながら...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...僕の声が消されるもんですか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...どうしたんでしょう」「……そんなことをわたしが知るもんですか...
「赤い貨車」
...おっかないみたいなもんですよ...
宮本百合子 「打あけ話」
...どう言ふもんかなあ...
三好十郎 「地熱」
...よくわからないもんですから――宗定 わからない筈はないじゃないか! 現にこうして...
三好十郎 「その人を知らず」
...病気の上に御息所は煩悶(はんもん)をして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...とう/\荻野勘左衛門(をぎのかんざゑもん)...
森鴎外 「大塩平八郎」
...しかし抽斎はこの人の文字(もんじ)を識(し)って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...つい馬鹿な事を考えていたもんだから」こう云って私は杯を一息に干(ほ)した...
森鴎外 「余興」
...夏は、楽なもんだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...年々新発見にかかる文珠菩薩(もんじゆぼさつ)の祭日には相会して旧(きう)を語(かた)らんことを約(やく)し...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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