...ドイツを脱出してはるばる日本へ赴(おもむ)くのでしょう...
海野十三 「宇宙尖兵」
...ごろごろと芋虫(いもむし)のように寝ていた...
太宰治 「逆行」
...私がこの者を真実の人間であると判断するよりもむしろ幽霊...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すでに月の初めより避暑におもむけるなり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...いつもむっつり黙り込んでしまった...
豊島与志雄 「黒点」
...先生はおもむろに...
中里介山 「大菩薩峠」
...さればこそ、奴等をば、起(た)たさうなぞとは思ひめさるな……それこそは、横面(よこづら)はられた猫のやう、唸りを発し、湧き上り、おもむろに、肩をばいからせ、おそろしや、彼等の穿けるズボンさへ、むツく/\とふくれます...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...ドッとどよみをうったのもむりはありません...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...何分にも七十六歳の老体のことゆえ回復もむずかしかったのだろう...
野村胡堂 「平次と生きた二十七年」
...何も彼もむしやくしやして仕方がない...
林芙美子 「なぐさめ」
...相手によりもむしろ自分に向ってきくような調子でいった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...誰も彼もむやみにあわて怒鳴ったり叫んだりした...
久生十蘭 「海難記」
...車寄せのそばに防空壕が掘ってあるほかなにもかもむかしどおりになっていました...
久生十蘭 「ハムレット」
...徐(おもむ)ろにこの養成法のもたらす好結果を楽しめばよいのであって...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...軍(いくさ)に趨(おもむ)けば必ず大勝利を獲(う)というたものだが...
南方熊楠 「十二支考」
...恐ろしい武器ともむかいあったが...
宮本百合子 「幸福について」
...わたしの理性によりもむしろわたしの運命に負うている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...みな避暑に赴(おもむ)いていたが...
吉川英治 「源頼朝」
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