...子爵と私(わたくし)とは徐(おもむろ)に立上って...
芥川龍之介 「開化の良人」
...この意味から戦犯者の追求ということもむろん重要ではあるが...
伊丹万作 「戦争責任者の問題」
...雨あがりのうるおった庭のおもむきも...
伊藤左千夫 「箸」
...埃及王の使者(つかひ)はそこまで尋ねて往つて使ひの趣(おもむき)を通じた...
薄田泣菫 「茶話」
...その趣(おもむき)さらに深きにあらずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...感情的知覚の域にまでふみこんでる概(おもむき)がある...
豊島与志雄 「蜘蛛」
...人生において前に進むというよりもむしろ後ろに退き...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...嘘を答えるよりもむしろ両の乳を引きぬかれる方を好んだのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...叔父よりもむしろKを見ていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...御老中などへの運動もさまざまなさる趣(おもむ)きでありましたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...とぐろを巻いた長い身体が徐(おもむ)ろにひっぱりこまれて...
本庄陸男 「石狩川」
...体を斜よりもむしろ後向になし...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...個人よりもむしろ時代の世相全体がそれらの作を産ませたのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...おもむろに前へ引き倒ふすに...
夢野久作 「白くれない」
...老禰宜もむすめも...
吉川英治 「上杉謙信」
...どうもむずかしい幻(まぼろし)の人物なので...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...点描的な歌詞は音楽のためよりもむしろ踊りのためではないだろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...このことは日本の彫刻家の眼が肉体の美しさよりもむしろ肉体における「人」に...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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