...鶏冠(とさか)を「トカサ」...
芥川龍之介 「長江游記」
...鶏冠(とさか)の焼いたのが一とうのごちそうでした...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...白い羽と赤い鶏冠(とさか)をもった矮鶏(ちゃぼ)の絵が描いてあった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...黒い鶏冠を持った怪鳥――「だからワトソン――」とホームズが突然口を開く...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...朱の色は砒素の蒸気によって本統に鶏冠石が生まれて来ているのかもしれない...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...雄鶏の鶏冠を胃の病気...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...鶏冠の色は洋紅に朱をまぜた複雑な赤で...
久生十蘭 「春の山」
...鶏冠(とさか)を振り振り...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...紫巾を戴くとは鶏冠...
南方熊楠 「十二支考」
...鶏冠を戴(いただ)くとも...
南方熊楠 「十二支考」
...それからコックス・コーム(鶏冠)はきざにしゃれる奴の蔑称(べっしょう)で雄鶏が冠を聳(そばだ)てて威張り歩くに象(かたど)ったものだ...
南方熊楠 「十二支考」
...件(くだん)の鰭を頭巾に巻き付けた体(てい)が馬鹿に鶏冠に似ているので...
南方熊楠 「十二支考」
...第三図イの通り鶏冠によく似たから付けた名と見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...あの冑と云うものは鶏冠(とさか)や立毛(たてげ)で飾ってあるではございませんか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...東鶏冠山砲台の敗墟を案内せられた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...鶏冠(とさか)が生えているように見えているらしかった...
吉川英治 「三国志」
...山城の国鶏冠井(かえで)の法華堂(ほっけどう)にかくれ...
吉川英治 「私本太平記」
...鶏冠(とさか)を咬(か)み合った軍鶏(しゃも)のようなもの...
吉川英治 「私本太平記」
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