...もといた部屋にもどってきていたのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「すずの兵隊さん」
...おんぼという姉とおんもという妹とをいっしょに背負うて...
伊藤左千夫 「奈々子」
...ひたむきに太平洋の水面下を北へ北へと行進するばかりだからね」「わたしもというと……」「リーロフ大佐...
海野十三 「太平洋魔城」
...明智流のやり方を会得(えとく)した子どもといえば...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...若しもという危惧(きぐ)が...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...ヘイ御無理御もっともという必要はない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...どうでもといはれて...
種田山頭火 「行乞記」
...試みに「鳶(とび)の羽」の巻をひもといてみる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...然(しか)らばこの基(もとい)に因(よ)ってさらに斟酌(しんしゃく)を加えば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それまでの日本は行基(ぎょうき)の本地垂迹説(ほんちすいじゃくせつ)に基(もとい)を開いた...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...是が非でもといった意気込みがほの見えるのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若君樣の嫁御寮にもといふ話もあつたくらゐだ――いや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...半年も一年もといふやうに...
正宗白鳥 「奇怪な客」
...兎も角もといふ譯(わけ)でついて行つた...
森鴎外 「半日」
...十一になるともという長女が...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...まあともかくもということで...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...万世の基本(もとい)をお建て遊ばされたことは...
吉川英治 「三国志」
...あの渡舟(わたし)へ」色元結(いろもとい)パチ...
吉川英治 「治郎吉格子」
便利!手書き漢字入力検索