...実はそこにもここにもといったぐあいにあるのであって...
上村松園 「余齢初旅」
...かくの如く国民の心理が発達せずして批評家が幼稚なるは何に基(もとい)するかというと...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...また事件発見者(じけんはっけんしゃ)島本医学士(しまもといがくし)にまで...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...私にもといって買い...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...光子さんも私もお互に遣(や)り取りした手紙大事にしもといて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...自分は谷中(やなか)のもといた下宿へ引き移って行ってからは...
徳田秋声 「黴」
...長太はもっともという面(かお)をして...
中里介山 「大菩薩峠」
...「そも/\くもというものは...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...社会百福の基(もとい)...
福沢諭吉 「日本男子論」
...「あら鷹も」というはそのほかの鷹もという意を含むがごときものに候...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...さて人丸(ひとまろ)の歌にかありけんもののふの八十氏川(やそうじがわ)の網代木(あじろぎ)にいざよふ波のゆくへ知らずもといふがしばしば引きあひに出されるやうに存候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...(暴徒等は殆ど毒気を抜かれてしまっている)……それともどうあってもといわれるならば...
三好十郎 「斬られの仙太」
...子どもというものは...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...職業婦人になってもというような意味の向学心を強めて行く...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...この心理遺伝のそもそもというものは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...徐寧が夜道をかけてもというのを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...六人もというと……この村にはあるめえな」と山科(やましな)を出て行った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...悪魔どもといっしょでなくて...
吉田甲子太郎 「負けない少年」
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