...天をもてあそぶけれども...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...あらしが小舟をもてあそぶに異ならん...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...脚色者があさはかな人間の知恵をもてあそぶに忙しいだけで...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...紙風船をもてあそぶ事との道徳的価値の差違いかんといったような事を考えながら...
寺田寅彦 「柿の種」
...線香花火夏の夜に小庭の縁台で子供らのもてあそぶ線香花火にはおとなの自分にも強い誘惑を感じる...
寺田寅彦 「備忘録」
...曖昧(あいまい)な下品な考えをもてあそぶことが愉快だったからである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女は彼の耳朶を指先でもてあそぶのが好きでした...
豊島与志雄 「土地に還る」
...子供がナイフをもてあそぶように女は自分の美をもてあそぶ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ズウズウ弁をもてあそぶタレントは日本人の三分の二を笑わせるとともに三分の一のファンを失っていることに気がつかないのだろうか...
野村胡堂 「胡堂百話」
...やさしいくちびるに油をぬりつけ すべすべとした白い肢體をもてあそぶ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...もてあそぶような調子で整えていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...すぐ見せてやる」船長がおどけて薬きょうを不安げにもてあそぶものだから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...女中を相手に大言壯語をもてあそぶのは野呂の好むところだつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...閑人が往々棋(ご)を囲みかるたをもてあそぶゆえんである...
森鴎外 「なかじきり」
...大人は言葉をもてあそぶ」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いわゆる女子供のもてあそぶそれではなかった...
山川方夫 「菊」
...そういう少数の中だけでもてあそぶ真理なら...
吉川英治 「三国志」
...孤独をもてあそぶかのように...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
