例文・使い方一覧でみる「もてあそび」の意味
スポンサーリンク...指先でもてあそびながら少し振り仰いだ顔はそのままに... 
有島武郎 「或る女」
...俺（おれ）ゃ運命（うんめい）の玩弄物（もてあそび）ぢゃわい！ベンおい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...無事にできるものではない――観念と生活とをもてあそび...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...崔範は茶碗を無心にもてあそびながら...
豊島与志雄 「碑文」
...多くの人の玩弄物（もてあそびもの）になると同時に...
永井荷風 「妾宅」
...連れと話をしながらマッチ箱をもてあそび...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...もてあそびものになって来た身であろう――自分をはげますように...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一時のおもてあそびなら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あらゆる商業的な文化の上でもてあそび...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...手で白い扇をもてあそびながら横たわっている姫君の顔色は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もてあそびの笛ありしを与えて...
森鴎外 「文づかい」
...たまわりしもてあそびの笛を離さず...
森鴎外 「文づかい」
...砂を掌（てのひら）でもてあそびながら云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...これを玩弄物（もてあそびもの）にして...
与謝野晶子 「産屋物語」
...あの醜男（ぶおとこ）の化物刑部のもてあそびになって重ねながら...
吉川英治 「大岡越前」
...世嗣（せいし）の位置をめぐって骨肉たがいに干戈（かんか）をもてあそび...
吉川英治 「三国志」
...曹仁の輩（ともがら）を奔流の計にもてあそび...
吉川英治 「三国志」
便利！手書き漢字入力検索