...もつれ合って咲いている石楠花(しゃくなげ)の白くつめたい花弁...
石川欣一 「可愛い山」
...梓川が糸のもつれのごとく...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...街路樹の葉から葉へともつれながら...
海野十三 「空気男」
...部下もつれずに単身...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...もつれあった、なわのようなものです...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...もつれもつれる手の愛にわたしのあたまは野火のやうにもえたつ...
大手拓次 「藍色の蟇」
...ハンターもつれてゆこう...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...あの本には、なんでも皆、書かれて在るんだけれど、いまは泣きたくなって、舌もつれ、胴ふるえて、悲鳴に似たかん高い声を挙げ、「要するに...
太宰治 「愛と美について」
...最後には海水着の姉妹(きょうだい)と三人でもつれ歩いた...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...秋蠅がもつれより・病人を見送つて落葉する木まで・恋のこうろぎが大きい腹をひきずつて(改)今日の所感二三追記する...
種田山頭火 「其中日記」
...それから騷ぎになつて、折柄通りがかりの八五郎が飛込み、錢形平次に報告されましたが、半次と助七は、日頃の鞘當筋(さやあてすぢ)で、これを切つかけに憎惡が燃え上がり、『お前だ』、『いやうぬだ』、『何をツ』、『錢形の親分のところへ來いツ』と、もつれ合ひ乍ら、到頭此處まで練り込んで來たと言ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伴もつれずに一人でこんな島へ残ったということが...
久生十蘭 「海豹島」
...男と女が繩のようにもつれて床の上を転げ廻っている...
久生十蘭 「魔都」
...家で寿江子と三人で夕飯をたべそれから壺井さんのところへお恭ちゃんもつれて出かけました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それだけでもつれであることは人々に疑ひを起させなかつたのだ...
室生犀星 「末野女」
...お師匠さん」「ちょっと」彼の舌は硬(こわ)ばってもつれた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...終りのほうは舌がもつれて...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...呂曠と呂翔もつれて行ってしまったが...
吉川英治 「三国志」
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