...それぞれに特有な生物の種子が皆別々に発生したと想像するよりはずっともっともらしくなってくるのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...如何にももっともらしく底にさわって見る...
石川欣一 「可愛い山」
...いかにもっともらしく感じても...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...いっそうもっともらしく聞える...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...丁稚(でっち)の長松が新年には親の名代でもっともらしく御年始に来る...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...もっともらしく聞こえるが...
竹内浩三 「鈍走記」
...もっともらしく眉を上げて吃(き)っとなってみたり...
太宰治 「愛と美について」
...れいの先生らしい苦心談もっともらしく書き綴る器用の真似はできぬのである...
太宰治 「創作余談」
...ろくでもない自分の容貌をへんに自慢してもっともらしく説明して聞かせているような薄気味の悪い狂態にも似ているので...
太宰治 「鉄面皮」
...もっともらしく自分に言い聞かせ...
太宰治 「東京八景」
...少なくも見かけの上でもっともらしく付会されるものが存外多いのに驚かされた...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...それをもっともらしく忠告する...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...もっともらしくうなずいていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もっともらしく下を向いて控えていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...もっともらしくその辺を見廻したりしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...読んでいるときには十分もっともらしく思われたようだったが――いまではひどく異なった不満足なものになった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...……これは一見、もっともらしく、かつ俗耳に入りやすい議論ではありますが、実は、よく考えてみると俗論中の俗論で、三百代言式の言いのがれ論である...
三好十郎 「猿の図」
...蛇皮線と呼んでももっともらしくきこえるのだ...
山之口貘 「池袋の店」
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