...それも一応もっともな抗議ではあるが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ですからポオ助教授のふんがいされることはもっともながら...
海野十三 「怪星ガン」
...ポテトが大好物の烏啼がこの企(くわだ)てをするのはもっともなことで...
海野十三 「奇賊は支払う」
...なるほどいちおうはもっともな理屈である...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...もっともな理由があっただろうが...
高見順 「如何なる星の下に」
...いかがでござりましょうな?」「ごもっともなるおいいぶん……合点いたしてござる」「では……柳どの」「しからば浪路どの……」「いざ!」「いざ...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...いかにももっともな連想であるような気がした...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...もっともなことだ...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...これはもっともな声である...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ハイドンの言葉はもっともなことである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...この軽蔑がもっともなことに気づいた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...至極もっともなことであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その考えにも成程もっともな点がない訳でもなかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...まして御仏(みほとけ)のためにあそばされたことが人目を驚かすほどの物であったことはもっともなことである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この変動の前に心をいためているのはもっともなことと言わねばならない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いつまでもなぜそちらにあなたはいる」こんなことを使いに言わせて来るのにももっともなところがあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もっともな話で、一度ぎりで念仏の必要がなくなるからである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...君臣の情、もっともなと、藤吉郎は思いやった...
吉川英治 「新書太閤記」
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