...そうしたあんばいでもじもじする中に暁方近くなる...
有島武郎 「かんかん虫」
...」「うう、まあ……」と対手(あいて)の血相もあり、もじもじする...
泉鏡花 「婦系図」
...いやにもじもじするわね...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...もじもじするらしく見えたが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...女史は私のもじもじするのに頓着(とんじゃく)なく...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...商売人(くろと)でも斯(こ)う云う時には娘のようにもじもじするもので...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...ただでさえもじもじする...
夏目漱石 「坑夫」
...もじもじするように...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...顔を赤くしてもじもじするに違いない...
森鴎外 「雁」
...わしは元からお前さんには深い同情をよせておる」「ほんとに?」と力をこめて――「実はね先生」と言い難(にく)そうにもじもじする...
吉川英治 「江戸三国志」
...で、顔を見合わせて、もじもじする...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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