...参事官はテーブルの下にもぐりこんで...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...いそいで小舎にもぐり込み...
石川欣一 「可愛い山」
...すぐ教室の隅の机の下にもぐり込み...
太宰治 「男女同権」
...家族は二組にわかれて押入れにもぐり込みましたが...
太宰治 「春」
...夕刻から蚊帳へもぐりこんで...
種田山頭火 「一草庵日記」
...私の布団の中にもぐりこんで来...
豊島与志雄 「猫先生の弁」
...薄暗い部屋の中で炬燵にもぐり込んで...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...俺は浅ましさにふるえながら夢中で夜具を被(かぶ)って中にもぐり込んだ...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...で悟空は虎の皮の中へもぐり込んだ...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...慌てて飛びのくと夢中でハルミの寝台にもぐり込んでしまつた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...花の中にもぐっている(はなもぐり)という...
槇本楠郎 「月夜のかくれんぼ」
...ザブツと水にもぐりました...
槇本楠郎 「プールと犬」
...わざと床の中にもぐり込み...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...蒲団(ふとん)にもぐりこんで...
山川方夫 「待っている女」
...もぐりの鼠賊(そぞく)であろう...
吉川英治 「江戸三国志」
...わたしもハンケチ女の紫組のお光さんだからね」こう言われて尻尾を巻かない馭者があればもぐりである...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...半分もぐりこんだまま縁(えん)の下の土台(どだい)にかじりついて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そうと元の寝床へもぐり込む...
吉川英治 「随筆 新平家」
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