...「いや、もう結構です...
大阪圭吉 「死の快走船」
...三藏は思はぬ賜物に少し狼狽(うろた)へて「もう結構です...
高濱虚子 「俳諧師」
...」「もう結構です...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...そんなに急に学問の話がしたくなったのです? ひとつ憲法の方は如何です? それとも蝶鮫(ちょうざめ)の山葵(わさび)漬けなどは?」「もう結構よ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...それに――ヘレナ もう結構です!ファブリ 申し訳ありません...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...どちらもアフガニスタンで一生分体験してきたからもう結構だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...それでもう結構だ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それでもう結構なんですの...
豊島与志雄 「化生のもの」
...そもそも、かまいたちとは……」花世はニッコリと笑って、「はい、そもそもは、もう結構...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...菓子はもう結構だから...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...ぢや今度はダンスをして見せて上げませうか?」「いゝえもう結構...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「もう結構!」とすぐに彼は呼んだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「ねえさんもう結構...
山本周五郎 「花も刀も」
...「それなら云ってあげましょうか」「でたらめはもう結構ですよ」「船宿の増六がでたらめかしら」「――――」「甲野さんのお家が焼けた明くる朝...
山本周五郎 「風流太平記」
...「もう結構です、自分でやります」彼は番たびそう云うのであった、「どうか構わないで下さい、自分でするほうが勝手ですから」しかし千草は微笑するだけである...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...「ええ……もう結構です……」と私は妙に気が退(ひ)けて押し止めた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...「もう結構です...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...「安次、今晩は御馳走を食わそうか、よう?」「いいや、もう結構や...
横光利一 「南北」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??