例文・使い方一覧でみる「もうもうと」の意味
スポンサーリンク...もうもうとたちのぼって... 
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...もうもうと出て来ます...
海野十三 「火星兵団」
...もうもうと立ちのぼる水蒸気に...
海野十三 「恐竜島」
...もうもうと、焼け灰を煙のようにかきまわしながら、源一ののった車はどんどん郊外（こうがい）の方へ走っていった...
海野十三 「一坪館」
...もうもうと煙をふきだす発煙筒だったのです...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...もうもうとたちこめる一面の白い煙...
江戸川乱歩 「影男」
...もうもうと煙草の煙りのこもった室（へや）へ入ると...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...水蒸気はもうもうと天空を蔽（おお）い...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...背後には未知の犯罪もうもうとしてゐる黒の板塀...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...煙がもうもうと渦をなして...
林芙美子 「浮雲」
...いぶつた煙がもうもうと小さい窓から噴いてゐた...
林芙美子 「下町」
...もうもうと立ち罩（こ）めている...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...いちめんもうもうと立ち上がった黒けむりの中に...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...隅田川を越してはるか東の方に火事の煙がもうもうと上がっているのが見えた...
武者金吉 「地震なまず」
...一陣の黄塵（こうじん）がもうもうと巻きあがって...
吉川英治 「剣難女難」
...もうもうと間道（かんどう）のなかへこもりだした煙はおえぬ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もうもうとした塵（ちり）をあげて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もうもうと濃い黒煙が地を這ってくる...
吉川英治 「新書太閤記」
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