...是生滅法(ぜしょうめっぽう)と響くなり...
高神覚昇 「般若心経講義」
...きょうはめっぽう...
太宰治 「おしゃれ童子」
...問うだけ損だよ、めくらめっぽう、私はひとり行くのだと悪ふざけして居る間に、ゼラチンそろそろかたまって、何か一定の方向を指示して呉れないものでもない、心もとなき杖をたよりに、一人二役の掛け合いまんざい、孤立の身の上なれども仲間大勢のふりして、且(かつ)うたい、且かたり、むずかしき一篇のロマンスの周囲を、およそ百日のあいだ、ぬき足、さし足、カナリヤねらう黒き瞳(ひとみ)濡れたる小猫の様にて、そろりそろり、めぐりあるいて、およろこび下さい、ようやく昨夜、語る糸口見つけましたぞ、お茶を一ぱい飲んで、それから、ゆっくり...
太宰治 「二十世紀旗手」
...滅法(めっぽう)窶(やつ)れやがったな」「ヴァンダって誰だい」「お前知らねえのか...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...一本には「是生滅法(ぜしょうめっぽう)」...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その盲目滅法(めくらめっぽう)な射撃は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...滅法(めっぽう)きたない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...滅法(めっぽう)良い新造(しんぞ)で――」「馬鹿野郎ッ」ガラッ八はとうとう馬鹿野郎を喰ってしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...盲滅法(めくらめっぽう)に一つ一つ実例について調べて行くより仕方がない...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...おぼえもねえような滅法(めっぽう)な話なので...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...三階のとっつきにある杉本の教室は盲(めくら)めっぽうな騒音に湧きかえっていた...
本庄陸男 「白い壁」
...滅法(めっぽう)手先きが器用なんだよ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...滅法(めっぽう)早う見えられましたな...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...盲めっぽうにかきわけ...
山川方夫 「昼の花火」
...こんど仕入れたのはめっぽう強いんだから...
山本周五郎 「季節のない街」
...盲目滅法(めくらめっぽう)に押しまくってその日一日を暮らす...
夢野久作 「近世快人伝」
...盲滅法(めくらめっぽう)にすれちがッた高麗村(こまむら)の次郎も...
吉川英治 「江戸三国志」
...敵の逃げるのも盲滅法(めくらめっぽう)だったし...
吉川英治 「三国志」
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