...椎茸は仲秋(椎茸は総じて秋季に生ずるものにめざましいものは少く...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...是の時「めざまし草」の鴎外と...
高山樗牛 「一葉女史の「たけくらべ」を讀みて」
...めざましいながめである(こゝでまた...
種田山頭火 「行乞記」
...水へめざましく紅葉してゐる山櫨を観賞した...
種田山頭火 「其中日記」
...山のみどりがめざましい...
種田山頭火 「旅日記」
...そしてゆえに故人が寝(やす)みについたのはそれ以後だと証明してみせ――この演繹が事件解明にめざましい働きを見せた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...彼女はめざましい飛躍をもって...
中井正一 「美学入門」
...このめざましい見物(みもの)を見せられて盛んによろこびましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...程よく放流してやるめざましさは...
中里介山 「大菩薩峠」
...仕事はめざましいばかり進んでいる...
中里介山 「大菩薩峠」
...従って嘉助の出頭ぶりはめざましいものじゃて...
中里介山 「大菩薩峠」
...まったくめざましい限りで...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...船はめざましい同心円を描きながらぐるぐる旋回している...
久生十蘭 「南極記」
...こうなるとはじめの一年ばかりの経つののめざましいくらい早かったに引き代えて...
正岡容 「初看板」
...それまで大将のめざましい働きや存在のために持ちえた勇気は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...めざましくお戦いになって...
山本周五郎 「日本婦道記」
...はためざましく候(さふら)ひき...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...友軍のめざましい戦功をよそに眺めてなどおられようか...
吉川英治 「新書太閤記」
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