...気のめいるような食事の後で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...気がめいるばかりですから...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...「だまってさけばかりのんでおっては気がめいるぞ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...どうしてこんなに気がめいるのか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...一時は気がめいる位に暗く思われた兄の家の炬火(たいまつ)にも...
中村地平 「霧の蕃社」
...と気のめいるような陰気なうめき声をあげた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...色々なこと考へ、めいる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...どこまで氣がめいるか...
三好十郎 「肌の匂い」
...美しい明石の浦の風景に接する日のまたないであろうことを思うことで心のめいることもあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ鑑賞して見ていた時と違った気持ちでそれに対しては気のめいる悩ましさを覚えさせられる姫君が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ひんやりと気のめいるような気がした...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...足元の万年青鉢へ眺めいる恰好になった...
矢田津世子 「女心拾遺」
...夜も昼も絶え間のない雨垂れには気がめいるばかりだった...
山本周五郎 「雨あがる」
...気のめいるような雨の音とで...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...気のめいるような陰気な調子で...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...これは人間の生活じゃあない」気のめいるような雨の音を聞きながら...
山本周五郎 「山彦乙女」
...気のめいるような匂いが漂っていた...
山本周五郎 「夕靄の中」
...余は白色人の侵入を徒(いたず)らに眺めいる帝国なり...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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