...ぜひとも解決しておかねばならぬ問題がありましょう」「むろんです...
海野十三 「少年探偵長」
...……むろん警察に知らせます...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...むろん、お客さまに見せるときは、わくの柱のかげにある秘密のボタンをおして、赤外線の放射をとめておくわけです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...自分だけは飽食しようと心掛けるにいたるはむろんのことである...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...むろん、部屋も同じ部屋でした...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...蕎麦はむろんうまかつた...
種田山頭火 「旅日記」
...むろん一人娘と知吉との間を許す気はなかつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ハンタはむろん強い薬品のために眠っているのに違いなかった...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...」「他の男を愛しながら?」「むろんよ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どこのだれだかまったくわからないんですか」「むろんわからない」「尋ねてみなかったですか」「いいや」「先生はそれで……」と言ったが急につかえた...
夏目漱石 「三四郎」
...此(この)情熱(じやうねつ)を焚(や)き盡(つく)す程(ほど)の烈(はげ)しい活動(くわつどう)には無論(むろん)出會(であ)はなかつた...
夏目漱石 「門」
...むろん」相手は気をつかって言ってくれたので...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...『無論(むろん)君(きみ)も「それ」の譯(わけ)を知(し)つてるだらう』『それは能(よ)く解(わか)つてる...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...無論(むろん)臆病(おくびやう)な氣懸である...
三島霜川 「平民の娘」
...むろんそんな些細(ささい)なことじゃないので...
山本周五郎 「思い違い物語」
...むろん新泉もその一人だった...
山本周五郎 「桑の木物語」
...大条はむろんのこと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...むろんこういう場所のおさだまり...
山本周五郎 「山彦乙女」
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