...一家がむつまじくちゃぶ台のまわりを囲んで...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...しかしむつまじくじりじりと過ぎて行く...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...おたがいむつまじくして来たひとたちのなかに...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...檻の中の男女がさもむつまじく話し合っている有様を見せつけられて...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...むつまじくくらしました...
高山毅 「福沢諭吉」
...仲むつまじく連れそってきた姉の夫...
田中英光 「野狐」
...夜(よる)は御きょうだい三人にてむつまじくおくのまへおん入りあそばし...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...家の中で家内むつまじく月見の人々...
種田山頭火 「一草庵日記」
...てふてふも草の葉のよみがへる雨・虫はなんぼでもぶつかつてくる障子の灯かげ・ここにも工場建設とある草しげる・土に描いて遊ぶ子のかげもむつまじく六月十二日早朝...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...兄弟もむつまじくなるものじゃ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...一家むつまじく暮らしていたことだろうか? 大人はなごやかな家庭をもっている...
永井隆 「この子を残して」
...むつまじく語り合うことを言うのである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...むつまじく静粛に主婦の留守中に...
羽仁もと子 「女中訓」
...一家むつまじく暮らしていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...睦敷(むつまじく)すればの心にも協う...
福沢諭吉 「女大学評論」
...ドーデエは妻と大変むつまじく暮して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...むつまじく暮らしてくれ」と力をこめて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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