...むっつり不機嫌になった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...むっつりした顔でもどってくると...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...男は幾分むっつりと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...むっつりと不機嫌な樣子になってしまった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼はモスクワでも始終しんねりむっつりで押し通したとのことである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...律気なむっつりした男でした...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...大きな赤ら顔、つき出た眉(まゆ)、くぼんだ小さな眼、小鼻がふくれ先が太い短い鼻、重々しい頤(あご)、むっつりした口、そういう醜く賤(いや)しい面貌は、彼自身にとっては他人である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...四五日むっつりと黙り込んでいた...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...お世辞を言われてもただむっつりしていました...
豊島与志雄 「水甕」
...むっつりとした顔をして...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんな用事だ」鶴がむっつりと...
久生十蘭 「金狼」
...むっつりとこたえた...
久生十蘭 「金狼」
...むっつりしているというよりも...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...無口のむっつりした武骨な顔には...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...むっつり顔で何か云いわけしながら五束...
宮本百合子 「「うどんくい」」
...むっつりして乙女の云うことを聞くだけで...
「小祝の一家」
...岡本君はむっつりして木の葉をむしり取っているばかりだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...むっつり腰を下した...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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