...むっつりした男であった...
梅崎春生 「狂い凧」
...まだ一度も陽の光に当ったことがないようなむっつり白い肉塊(にくかい)があって...
海野十三 「階段」
...むっつりとして控えていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」彼は前よりももっとむっつりした調子でこう言ったまま...
大杉栄 「日本脱出記」
...で彼がいつもむっつり黙り込んで皿の中ばかり睨(にら)んでいるもので...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...気の向かぬ時は怒ったようにむっつりしているのを...
近松秋江 「うつり香」
...私はむっつりとまた腰をおろした...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...しばらくむっつりしていた後に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...むっつりと黙りこんでしまうのだ...
豊島与志雄 「自由人」
...むっつりと絵ばかり描いていて...
久生十蘭 「予言」
...口数が多いというよりは寧(むし)ろしんねりむっつりの方で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼はむっつりしてさっきは賑やかだったその大通りを数歩足を運んだが...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...「ちょっと、ナースチャ、この紙、たしかに書いたげるには書いたげるが、お前、組合ってどんなもんだか、よく知ってるかい」食堂の戸口のカーテンのところに立ち止って、ナースチャはまごつきを感じ、むっつり答えた...
「赤い貨車」
...むっつり顔で何か云いわけしながら五束...
宮本百合子 「「うどんくい」」
...自分はむっつりして黙って歩いた...
宮本百合子 「刻々」
...冷やかな・むっつりした・顔つきが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...信玄はむっつりと...
吉川英治 「上杉謙信」
...むっつりしているじゃないか」「はい……...
吉川英治 「宮本武蔵」
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