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饗庭篁村 「木曾道中記」
...この公道を代表する「順天時報」の主筆牟多口氏(むだぐちし)は半三郎の失踪した翌日...
芥川龍之介 「馬の脚」
...牟多口氏等(むだぐちしら)の人びとは未(いま)だに忍野半三郎(おしのはんざぶろう)の馬の脚になったことを信じていない...
芥川龍之介 「馬の脚」
...無駄口(むだぐち)をきいたり...
太宰治 「パンドラの匣」
...平生(いつも)であったらその老人の冗談を無駄口(むだぐち)の端緒(いとぐち)にして喋(しゃべ)りだすところであった...
田中貢太郎 「女の怪異」
...冗口仲間(むだぐちなかま)と饒舌(しゃべ)れ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...冗口仲間(むだぐちなかま)と酒(さけ)でも飮合(のみあ)ふ時(とき)に被言(おしゃ)れ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...ホメロスは無駄口(むだぐち)をたたくと言えるならば...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いつもは子どもにむだぐちなんかきいてくれるいい人ですが...
新美南吉 「かぶと虫」
...誰がしてもはしりもとや冗口(むだぐち)に己気(おのがき)を入れて...
三木竹二 「両座の「山門」評」
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