...どこからともなくむせぶような...
田中貢太郎 「焦土に残る怪」
...そしてむせぶような咳をし...
壺井栄 「大根の葉」
...むせぶような叫びは風になぎられる森林の悲鳴で...
細井吉造 「二つの松川」
...低いむせぶようなメロディが部屋に満ち...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...生きる歓喜にむせぶような心もちの少女が...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第一巻)」
...低く頭を垂れながらむせぶような声で云った...
山本周五郎 「新潮記」
...むせぶような念仏の声のつたわって来ることがあった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...涙にむせぶような哀音で...
吉川英治 「剣難女難」
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