...葉子はそんな事を空想するとむずむずするほど快活になった...
有島武郎 「或る女」
...ああ、何だか、急に、むずむずする...
泉鏡花 「薄紅梅」
...むずむずする口を堪(こら)える下から...
泉鏡花 「婦系図」
...ダビット」「僕のお尻がむずむずするんだよ」「どうしたんだ」「あ...
海野十三 「恐竜島」
...むずむずするほど甘(あま)たるく...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...見るだけで自分の背中がむずむずするようであった...
寺田寅彦 「自由画稿」
...何かひそかにむずむずするようなものを感じていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...腕がむずむずすることのあるのはやむを得ません...
中里介山 「大菩薩峠」
...足の甲がまたむずむずする...
夏目漱石 「坑夫」
...何だか考えると身体がむずむずするようだ...
夏目漱石 「野分」
...何だか足の裏がむずむずする...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...身内(みうち)の筋肉はむずむずする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...背中(せなか)がむずむずする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...汗でむずむずするのと蚤(のみ)が這(は)ってむずむずするのは判然と区別が出来る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...むずむずするけれど...
二葉亭四迷 「平凡」
...○わたくしは足の親指がむずむずする...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...こうして拝見していると胸の奥のほうがむずむずするような...
山本周五郎 「百足ちがい」
...右の腕が痺(しび)れて(蟻が這(は)っているように)むずむずする...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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