...蒲団(ふとん)の中へもぐりこんで身体(からだ)をゆすりながらいやいやをしながらむずかりました...
竹久夢二 「夜」
...むずかり出しました...
太宰治 「たずねびと」
...などとむずかり出したので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...いやじゃ/\ときつうおむずかりになりまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...むずかりましてね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...少嬢様(ちいおじょうさま)がよくおむずかり遊ばしたンでございますね...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...しまいには子供はむずかり出す...
豊島与志雄 「理想の女」
...やがてむずかり出す...
豊島与志雄 「理想の女」
...起すとまたむずかりまする」「いいから...
中里介山 「大菩薩峠」
...女も以前のようにむずかりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうした不明のむずかりは...
羽仁もと子 「おさなごを発見せよ」
...不負魂(まけじだましい)の妬(ねた)み嫉(そね)みからおむずかり遊ばすけれども...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ただそうやっていつまでもむずかり...
堀辰雄 「幼年時代」
...そして、しばしばと、まぶたがうごいて、「――ぎゃあ、ぎゃあ! ぎゃあ! ぎゃあ!」と、息を吹っかえすと、すぐにもう、むずかり泣きだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...朝に晩にのおむずかりだ...
吉川英治 「私本太平記」
...どうしてそんなおむずかりを起されておいでやら?」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...駄々でおむずかりやの三法師も...
吉川英治 「新書太閤記」
...おむずかりになると...
吉川英治 「親鸞」
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