例文・使い方一覧でみる「むずかしい」の意味

...炭売りは別にむずかしいこともないが... 炭売りは別にむずかしいこともないがの読み方
井上貞治郎「私の履歴書」

...「なんだかむずかしい数式をいっぱい書きこんであるね... 「なんだかむずかしい数式をいっぱい書きこんであるねの読み方
海野十三「四次元漂流」

...園田さんひとりで縁の下をほることはむずかしいので... 園田さんひとりで縁の下をほることはむずかしいのでの読み方
江戸川乱歩「黄金豹」

...1922………….1951921………….2331920………….318避姙は貧乏人にはちょっとむずかしい...
大杉栄「日本脱出記」

...むずかしい御主人のお供をして来ているのだとばっかり... むずかしい御主人のお供をして来ているのだとばっかりの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...これ位のことでもなかなかむずかしいものである... これ位のことでもなかなかむずかしいものであるの読み方
中谷宇吉郎「「光線の圧力」の話」

...一と月も知れないように始末するのはむずかしいぜ... 一と月も知れないように始末するのはむずかしいぜの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...「唄でもうたわない？」「ええ……唱歌なんてもの皆忘れてしまった……こんな時唄う歌なんてむずかしいわねえ」僕達は小川（おがわ）の上のやや丘（おか）になった灌木（かんぼく）の下に足を投げ出して二人が知っている「古里」の唄をうたい始めた... 「唄でもうたわない？」「ええ……唱歌なんてもの皆忘れてしまった……こんな時唄う歌なんてむずかしいわねえ」僕達は小川の上のやや丘になった灌木の下に足を投げ出して二人が知っている「古里」の唄をうたい始めたの読み方
林芙美子「魚の序文」

...むずかしい気のすることだ... むずかしい気のすることだの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...これはそんなむずかしい理屈でやっているわけじゃねえだよ... これはそんなむずかしい理屈でやっているわけじゃねえだよの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...その計画を叩き潰（つぶ）すために奔走しているのだ」「わしにはむずかしい事はわからねえだ」老人は云った... その計画を叩き潰すために奔走しているのだ」「わしにはむずかしい事はわからねえだ」老人は云ったの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...「役目のことでむずかしい問題が起っている... 「役目のことでむずかしい問題が起っているの読み方
山本周五郎「めおと蝶」

...それはむずかしいぞ」「なにが困難だ」「一ノ関は猜疑心（さいぎしん）の強い人だ... それはむずかしいぞ」「なにが困難だ」「一ノ関は猜疑心の強い人だの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...自分の健康ではむずかしい）ということを... 自分の健康ではむずかしい）ということをの読み方
吉川英治「黒田如水」

...何かむずかしい問題となると... 何かむずかしい問題となるとの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...その分布をたしかに見分けるのはむずかしい... その分布をたしかに見分けるのはむずかしいの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...東儀のむずかしい顔が... 東儀のむずかしい顔がの読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」

...道元の深さに比例してむずかしい... 道元の深さに比例してむずかしいの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

「むずかしい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「むずかしい」