...むこうに美しい広告塔が見えましょう...
海野十三 「三十年後の東京」
...墓地の向側(むこうがわ)に庫裏(くり)らしい建物があって...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...机のむこうに、ガラス窓があります...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...むこうの海面にとまり...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...すぐむこうがわに...
江戸川乱歩 「大金塊」
...むこうがわのセトモノ屋の店にむけて...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...それから十メートルほどむこうに...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...遮断された道のむこうには...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...「なんだかむこうのほうで...
サキ Saki 妹尾韶夫訳 「第三者」
...後牙彫商になって浅草向柳原(むこうやなぎわら)に店を持っている貿易商人で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...広巳は前方(むこう)が知っていて己の知らないと云う女に好奇心を動かした...
田中貢太郎 「春心」
...むこうの方で騒がしい人声が起った...
田中貢太郎 「放生津物語」
...床板(ゆかいた)の斜(ななめ)になった低い屋根裏の大向(おおむこう)は大きな船の底へでも下りたような心持...
永井荷風 「すみだ川」
...「向(むこう)の方から来た...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...急忙(せわ)しい通りを向側(むこうがわ)へ渡って...
夏目漱石 「門」
...立って行って長火鉢のむこう側へすわり...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ふと彼はむこうに見おぼえのある紅殻色のバンガロオを見る...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...彼方(むこう)へ行き過ぎながら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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