...葉や株のむくつけきに似もやらず...
種田山頭火 「白い花」
...むくつけき態度をとるのが癖になって居りました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...それにしてもむくつけき姿です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それにしてもむくつけき姿です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...むくつけき様子を見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...むくつけき樣子を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御新造さんは殺されて居たでねえか」むくつけき娘ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少々むくつけき感じですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二十二三のむくつけき男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...このむくつけき庭男は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これは五十五六のむくつけき老人で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...むくつけき中にも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...むくつけき下男などを女親の扱帶で殺す筈もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伊太郎のやうなむくつけき感じは無く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...むくつけき溺愛があつてはならない――と常々善蔵氏は余に話してゐる...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...警察屯署のむくつけき俗吏によつて新内流しその他の流しが厳禁されたとき...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...むくつけき百姓婆が...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしは時雨女史にする」と、ただの酔い方ではなく、春昼の藤の匂いも手伝って、妙に酒がまわったらしく、さあ、それから、藤原村辺りでも、あろうことかあるまいことか、むくつけき、いか物を露出して、村嬢田婦を追いまわすなど、山村の純風良俗を紊(みだ)し、それをまた、ぼくらで追っかけ追ン廻して、なだめるなど、手を焼かせられたことがある...
吉川英治 「随筆 新平家」
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