...斯(かか)る深山に入りてみやびたるわざに心をこらす少女の心のうちを思うにいとなつかしく今迄(まで)は只(ただ)いとわしき者にのみ思いし外国人の中にかかるやさしきもありけるよと心にくき事限りなし...
伊藤左千夫 「滝見の旅」
...またみやびたるしやれたる言葉を知らずとて趣向を棄つるも誤れり...
正岡子規 「俳諧大要」
...みやびた言葉づかいと云い...
吉川英治 「剣難女難」
...みやびた春日燈籠(かすがどうろう)の灯(ひ)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...みやびたる公卿風(くげふう)の人か...
吉川英治 「宮本武蔵」
...奥ふかい邸の木の間からみやびた八雲箏(やくもごと)の音が...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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