...置土産(おきみやげ)のつもりで忠告めいたことを口にした...
江戸川乱歩 「鬼」
...みんな君への楽しきお土産(みやげ)...
太宰治 「二十世紀旗手」
...その他のお土産(みやげ)もっていっても...
太宰治 「HUMAN LOST」
......
種田山頭火 「行乞記」
...その他いろいろな品物をみやげにもらって...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...駒にはおわびにどっさり土産(みやげ)でも持って行くじゃ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...土産(みやげ)を持って行くぞ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...三百両の抵当(かた)に持って来ようておみやげだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...御土産(おみやげ)だよと断(ことわ)って...
夏目漱石 「行人」
...それでは冥土(めいど)の土産(みやげ)に聞かしてやろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...信如は机の引出しから京都みやげに貰(もら)ひたる...
樋口一葉 「たけくらべ」
...手土産(てみやげ)をなににしようかと思ったが...
火野葦平 「花と龍」
...宰相は京から携えて来た心をこめた土産(みやげ)を源氏に贈った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...豆板や縫針がみやげであつた...
室生犀星 「京洛日記」
...何か江戸土産(みやげ)になりそうな...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...「――向う山で鳴く鳥は、ちいちい鳥かみい鳥か、源三郎のみやげ、なにょうかにょう貰って、金ざし釵(かんざし)もらって……」土堤(どて)の春初午(はつうま)の宵の七時ころ、「蒸気河岸の先生」は窓際の机に向って原稿を書いていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...許都のみやげに連れもどりたい...
吉川英治 「三国志」
...何でお使者の土産(みやげ)づとに」「いえいえ...
吉川英治 「新書太閤記」
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