...たべものやのみものでげんきをつけてもらったとき...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...のみものを二はいと...
鈴木三重吉 「青い顔かけの勇士」
...何故(なにゆゑ)かアルコール分子(ぶんし)の入(はひ)つてゐる飮物(のみもの)を止(よ)せ...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...単に積んだ鉄檻の猛牛に送牛人(カベストロ)と称する専門家が附いてえんさえんさと都大路を練ってくところは大した見物(みもの)だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...音楽の話にしろ、文学の話にしろ、時事問題にしろ、スポーツ界の噂にしろ、流行の読みもの、乃至は結核に対する最新の知識や療法にしろ、総て彼の世界は現実界のづつと後ろの方に遠ざかつた古ぼけた背景にすぎなかつた...
徳田秋聲 「老苦」
...まだ一つ閑却することのできない種類の見物(みもの)があります――それは例の折助の一連でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは素敵もない見物(みもの)だと思ったから...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかに珍しい見物(みもの)ではある...
中里介山 「大菩薩峠」
...尋常の見物(みもの)ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...腹を切ってから水漿(のみもの)を断って五十七日の間気力が常の如くして痛むところなく...
中里介山 「法然行伝」
...初夏の印象昆蟲の血のながれしみものみな精液をつくすによりこの地上はあかるくして女の白き指よりして金貨はわが手にすべり落つ...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...婦女子の慰みものになる怒りと恥が彼等の眼に燃えていた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「女王スカァアの笑い」
...おわかれの飲(の)みものをあげたいからね...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「なぞ」
...それこそ興味深い読みものになることと思います...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...一番値の安い並物(なみもの)である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...つまみものなどはほかの飯屋と変わらなかったが...
山之口貘 「チャンプルー」
...そして幾つかみもの薑を黄金の盆へ盛ってみせた...
吉川英治 「三国志」
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