...豊かなみのりに満ちあふれる山あいの地...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「わたくし自身について」
...陰陽(いんよう)の結(むす)びは宇宙(うちゅう)万有(ばんゆう)の切(き)っても切(き)れぬ貴(とうと)い御法則(みのり)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...柑子(かうじ)などの枝たわむ程みのりたるなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...とぞ促(うなが)す御宣(みのり)ありと...
石川啄木 「閑天地」
...二 これも穀物のみのりの神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...この水のかゝる田は熟実(みのりよく)虫のつく事なし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...みのり、十五銭...
太宰治 「虚構の春」
...岩木山の美しく見える土地には、米もよくみのり、美人も多いといふ伝説もあるさうだが、米のはうはともかく、この北津軽地方は、こんなにお山が綺麗に見えながら、美人のはうは、どうも、心細いやうに、私には見受けられたが、これは或いは私の観察の浅薄なせゐかも知れない...
太宰治 「津軽」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...「みのりさん、ではあとでね...
松本泰 「宝石の序曲」
...みのりは壁から壁を伝って...
松本泰 「宝石の序曲」
...穀物がとにかくみのり...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...旧いもちものを脱ぎすてて新しいみのりへまで動く必然を感じず(漱石)感じてもそれを放棄の形で肯定した(芥川)...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...絶えぬべき御法(みのり)ながらぞ頼まるる世々にと結ぶ中の契りをと書いて紫の女王は送った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どんぐりがみのり...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...精出して鋤(すき)や鍬(くわ)を容(い)れない限り実(みのり)はない...
柳宗悦 「地方の民藝」
...安藤伊賀守範俊(いがのかみのりとし)」「ウム」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...会うべき御法(みのり)の光にも浴さず...
吉川英治 「親鸞」
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