...悶(もだ)え苦しみのりあがり...
泉鏡花 「活人形」
...實(みのり)なき冬の日にも愁(うれへ)は照りしかど...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「白鳥」
...きみのりくつにあっては...
高山毅 「福沢諭吉」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...極楽の御法(みのり)の舟に乗りたくば...
中里介山 「大菩薩峠」
...「みのりさん、ではあとでね...
松本泰 「宝石の序曲」
...非常口から裏梯子(うらばしご)を伝ってみのりを捜しに行ったが...
松本泰 「宝石の序曲」
...白い寝巻を着たみのりがべったりと床に坐(すわ)っていた...
松本泰 「宝石の序曲」
...「みのりか、いったいどうしたんだ? おまえはなんでこんなところへ来たの?」少女は父親の言葉にもだれの言葉にも答えず、電灯のほうに顔を向けていたが、長い睫毛(まつげ)の間に涙が光っていた...
松本泰 「宝石の序曲」
...みのりさんは波瑠子さんのことを思って見に来たのよ」「波瑠子さんは...
松本泰 「宝石の序曲」
...するとみのりは不意に立ち上がって...
松本泰 「宝石の序曲」
...みのりは東京へ帰りたくないと言っているから...
松本泰 「宝石の序曲」
...人生の初秋において妻として甦った一人の女の豊かな秋のみのりへの生と文学への息づきがある...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第七巻)」
...私たちにもたらされたこの深みのある、つやのある、みのりこそ、収穫のほめ歌でなくて何でしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...世にはみのりのない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...五穀(こく)のみのりも思わしくありません...
吉川英治 「新・水滸伝」
...若狭守範綱(わかさのかみのりつな)は...
吉川英治 「親鸞」
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